令和5年9月27日に実施された、河西小学校4年生の校外授業「野洲川フィールドワーク~野洲川の歴史をたずねて~」に、河西まるごと活性化Cプロジェクト部会が協力させていただきました。
児童らは河西小学校を出発してまず、川辺集団移転記念碑がある公園へ向かいました。
そこで、川辺の地元の方から、かつて起こった野洲川の水害のことや、いまの野洲川の川底にかつての川辺の町があったこと、また、野洲川の改修工事に伴い集団移転をしないといけなくなったことなど、貴重なお話を聞きました。
川辺の方の話を熱心に聞く4年生
公園をあとにした児童は、次に、野洲川改修記念公園へ向かいました。
公園内では、クラスごとに分かれて各ポイントを回り、それぞれの場所でCプロジェクト部会員からの説明を受け、野洲川とその歴史について理解を深めました。
まずは全員で。野洲川改修記念公園とかつてここにあった笠原橋について説明を受けました。この公園は昔野洲川の南流が流れていた場所なんだよ~という説明に、児童からは驚きの声があがりました。
移転前の川辺の街並みを写したモノクロの写真を見ながら、実際にその場所を確認しました。
野洲川放水路記念事業銘板と野洲川音頭についての説明
また、野洲川通水15周年記念碑を見て、それぞれ説明を受けながら、感じたことをワークシートに書き込みます。
最後のチェックポイントでは、天井川の説明と、実際の堤防の高さを実感しました。なんと、地面から堤防まで10mもの高さがあるとのこと・・・。
野洲川の水害や改修などの歴史についての説明を受け、当時の人たちの思いや努力によって、みんなが安心して暮らせる、安全できれいないまの野洲川があることを学びました。
今回、児童らはしっかり時間をかけて事前学習をしてきてくれましたが、やはり、実際のフィールドに出てみると、新しい発見や学びがたくさんあったようです。
地域の身近な魅力の再発見、その手助けができたことを嬉しく思います。
(発信 まるごと活性化Cプロジェクト 事務局 石井)